不動産ニュース / 開発・分譲

2016/1/18

「日本橋の伝統」をデザインに取り入れたオフィスビル竣工/NTT都市開発

外観は老舗の「軒(のき)」を思わせる水平庇により開放感を出した
外観は老舗の「軒(のき)」を思わせる水平庇により開放感を出した

 NTT都市開発(株)は15日、東京都中央区日本橋二丁目で開発を進めていた「アーバンネット日本橋二丁目ビル」を竣工した。

 敷地面積1,687.82平方メートル。延床面積約1万4,700平方メートル。鉄骨造・鉄骨鉄筋コンクリート造地上10階地下1階建て。

 国内最大級の光ダクトを採用し、オフィスには4面すべてからの自然採光を実現。さらに、エントランスホールには陽の光が降り注ぐ、明るさと落ち着きの調和のとれた坪庭の演出を施した。

 BCP対策として、光ダクトや手動開閉窓の採用、新耐震基準の1.5倍の強度、72時間の非常用発電、浸水対策や災害対策用備蓄倉庫など、停電時でも一定のワークプレイス環境を維持する設備を備えている。また、地下1階に、自転車通勤者向けの専用の駐輪場を設置するほか、シャワールームを併設するなど、多様なワークスタイルやライフスタイルをサポートできる体制を整えた。

 デザインは「日本橋の伝統と風格」をテーマに、老舗の「軒(のき)」を思わせる庇や、落ちつきある大庇形状のエントランスピロティ空間などをつくった。

 3月には、1階店舗区画に、長崎県のアンテナショップがオープン予定。

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