ポラスグループで2×4の戸建て分譲住宅を手掛ける（株）中央住宅は26日、戸建分譲住宅「ボゥ ヴィラージュ浦和美園 グランディール・セゾン」（さいたま市岩槻区、総戸数91戸）の第1期販売12戸が即日完売したと発表した。発売日は2月20日。
埼玉高鉄道「浦和美園」駅徒歩20分、さいたま市最大規模の再開発エリア「みそのウイングシティ」に位置。開発総面積は1万6,393.24平方メートル。
「ボゥ ヴィラージュ」は、フランスのまち並みをモチーフにしたシリーズで、街区内に3つの外観デザインを採用。北フランスのハーフティンバー様式をモチーフにした「ノルマンディースタイル」を北側へ、素焼き風の瓦や石積み調外壁を用いた温かみのあるデザインの「プロヴァンススタイル」を南側へ、白とグレーが基調の縦横ラインを強調した都会的な「イル・ド・フランススタイル」を中央に配置することで、統一感を保ちながらも風景に変化を持たせ、「歩きたくなる街」を創出する。
また、街区内道路は最大8m確保し、道路の一部にクランクやカーブを設けドライバーが自然と減速する設計とした。
住宅は、全戸、土地面積150平方メートル以上、2台分のカースペースや南向きの庭を有するのが特徴。
建物面積91.35～98.95平方メートル。間取りは3LDK～4LDKで、リビングは、採光の良さを配慮し、天井高2.7m、サッシ高2.2ｍとした。
また、家族のライフスタイルに合わせて選べる4つのスタイル「つどい」「ホビー」「ミセス」「なごみ」を採用。「つどい」は家族や友人とにぎやかに過ごせる空間として、ウッドデッキや開放的な吹き抜け空間を導入、「ホビー」は趣味の空間にできるDENや大容量収納を用意し、「ミセス」は家事や育児の同線や収納に配慮、「なごみ」はプライベートガーデンや和室から続く縁側などくつろぎのスペースを設けている。
販売価格は、3,280万～4,180万円。最多価格帯は3,300万円（3戸）、3,600万円（3戸）。
第1期購入者属性は、平均年収550万円、中心年齢層は30～35歳。居住エリアは、埼玉高速鉄道沿線沿の川口市が5割、さいたま市が3割。神奈川県・東京都がそれぞれ1割。浦和美園エリアの将来性が支持された。なお、11月の物件情報公開からの問い合わせは184組、モデルハウス来場数は3週間で52組。
26日に開催したマスコミ向け見学会で、同社取締役マインドスクエア事業部事業部長の金児正治氏は「反響数、来場数が非常に好調で、ゴールデンウィークに30戸程度販売という大きな山をつくるため、前倒しに売り出していきたい。ここへきて、低金利などを要因にお客さまの動きがよくなっているが、消費税増税なども考慮すれば9月あたりが山場だと考えている」などと述べた。
今後の販売スケジュールは、第2期が3月中旬より（10～15戸程度）、第3期が5月を予定しており、1年以内の全戸完売を目指す。
