(独)都市再生機構(UR都市機構)九州支社は14日、同社が土地区画整理事業として施行した「城野駅北地区(愛称:みんなの未来区 BONJONO)」(北九州市小倉北区)の主要施設が竣工したと発表。30日にまちびらきを実施する。
自衛隊分屯跡地を中心とした約18.9haの敷地を、北九州市が推進する「環境未来都市北九州市」の主要プロジェクト「城野ゼロ・カーボン先進街区」として、土地区画整理事業による基盤整理のほか、民間事業者による病院、生活利便施設、住宅開発等のまちづくりが進められてきた。
住宅街区(戸建て350戸、集合住宅200戸)では、省エネ・創エネ・IT技術を採用したスマートハウスを整備し、CO2削減率100%を目指す。まちびらきと同時に(一社)城野まちひとネットが主導で、住民・事業者が全員参画するタウンマネジメントもスタートする。
エリア中心部に位置する集会施設は、ガーデニング、料理、DIYなど、さまざまな活動拠点とする予定。各街区にはシェアプレイスを設け、活動・交流を促進する。
4月16・17日には一般向けオープニングイベントとして、講演会、トークライブ、マルシェなど参加型イベントを開催予定。