不動産ニュース / その他

2016/5/26

初の公開入札オークション。出品3物件すべてが落札/FKR

「協会初のオークション、楽しんで参加していただきたい」と挨拶する青山代表理事
「協会初のオークション、楽しんで参加していただきたい」と挨拶する青山代表理事
オークションスタートと同時に、パドルが一斉に上がった
オークションスタートと同時に、パドルが一斉に上がった
事前登録をした参加者以外にも、多数の見学者がオークションの進行を見守った
事前登録をした参加者以外にも、多数の見学者がオークションの進行を見守った

 (一社)不動産流通競売協会(FKR)は26日、東京ビッグサイト(東京都港区)で開催中の「住スタイルTOKYO 2016」の会場内で、同協会初となる不動産オークションを開催した。

 オークションは公開入札方式。事前にデポジットを支払い、参加登録をした個人・法人30人以上が参加した。

 開会に際し、同協会代表理事の青山一広氏は、「今日のオークションは当協会としては初の試み。競売物件はあまり良いイメージがないため、何とか注目してもらおうというのが、今回の目的。楽しみながら参加していただき、安く買えればなお良い。国の競売も、市場価格に比べれば安く購入できるシステムとなっている。ぜひそちらにも目を向けていただきたい」などと挨拶した。

 オークションに出品されたのは、同協会会員である宅建事業者が所有する、栃木県小山市のマンション1戸、さいたま市北区のマンション1戸、埼玉県行田市の戸建住宅2棟の3つで、いずれも未公開の物件で、オークション開始価格はいずれも1万円に設定された。
 3物件すべてで落札者が決定。この後、出品した宅建事業者と落札者と売買契約を締結することとなる。

 なお、29日にも同様のオークションを開催予定。会場は住スタイルTOKYO 2016の競売&投資不動産パビリオン特設ブースにて。参加には、同協会ホームページでの事前登録が必要。

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