不動産ニュース

2016/7/22

仙台物流センター事務所棟を宮城県初CLT建築で新設/ナイス

「仙台物流センター」外観イメージ
「仙台物流センター」外観イメージ

 ナイス(株)は21日、「仙台物流センター」(宮城県多賀城市)の新事務所棟を着工した。旧事務所は、東日本大震災による壊滅的な被害を受け、震災直後より仮設事務所にて業務を行なっていた。

 新事務所計画では、宮城県の木材産業の振興に寄与することを目的に宮城県産のスギ材を用いたCLT(直交集成板)を採用。CLTと鉄筋コンクリート造とのハイブリッド構造の2階建てとし、コア部分となる階段室を鉄筋コンクリート造に、壁や床、天井にCLTを採用した。なお、平面上での混構造は日本初となる。

 さらに、CLTの断面を内装に生かし木質感あふれる空間を創出するため、木質系断熱材による外断熱工法とし、接合部には引きボルトを使わずに外部の側面からプレートで固定する工法を新たに考案し採用している。

 建築面積187.65平方メートル、延床面積356.70平方メートル。竣工は2017年3月を予定。

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2024年6月号
「特定空家」にしないため…
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2024/5/5

「月刊不動産流通2024年6月号」発売開始!

月刊不動産流通2024年6月号」の発売を開始しました!

編集部レポート「官民連携で進む 空き家対策Ⅳ 特措法改正でどう変わる」では、2023年12月施行の「空家等対策の推進に関する特別措置法の一部を改正する法律」を国土交通省担当者が解説。

あわせて、二人三脚で空き家対策に取り組む各地の団体と自治体を取材しました。「滋賀県東近江市」「和歌山県橋本市」「新潟県三条市」「東京都調布市」が登場します!空き家の軒数も異なり、取り組みもさまざま。ぜひ、最新の取り組み事例をご覧ください。