不動産ニュース

2016/7/25

埼玉県熊谷市に中規模木造建築物のオフィス棟竣工/アキュラホーム

アキュラホーム埼玉北支店オフィス棟「住まいと暮らしサロン」外観
アキュラホーム埼玉北支店オフィス棟「住まいと暮らしサロン」外観

 (株)アキュラホームは、埼玉県熊谷市にアキュラホーム埼玉北支店オフィス棟「住まいと暮らしサロン」を竣工した。

 敷地面積528.86平方メートル、延床面積431.34平方メートル、木造3階建て。

 構造体を兼ねた天井に、高さ9mの吹き抜け大空間をつくり出す「シザーストラスアーチ」を採用した3階建てアーチ棟と、2階建てオフィス棟からなる中規模木造建築物。アーチ棟は、さらに2階部分を間口方向に1.5m、奥行き方向に3m、2方向への跳ね出しも取り入れている。構造・設計は東京大学大学院木質材料学研究室教授の稲山正弘氏、設計・監理は河野泰治アトリエ主宰の河野泰治氏が監修した。

 今回の建築は、中規模木造建築物の普及価格実現に向けた取り組みも兼ねており、一般流通構造材料と住宅用木材プレカット加工技術を採用するなど、コストを格段に抑えることで、通常坪単価約120万円のところ、それを下回るコストダウンを実現した。今後は坪単価80万円の実現を目指す。

 なお、「住まいと暮らしサロン」は、全国展開の拠点としての支店の機能のほか、地域コミュニティの場として活用する予定。顧客・地域住民に対し、豊かな暮らし講座の開催、大工道具や工具、メンテナンス用品の貸し出しなどを行なうほか、趣味などの各種講座やサークル活動の場としての活用を想定している。

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