不動産ニュース / 調査・統計データ

2016/7/27

物件選び、最も重視するポイントは「最寄り駅からの所要時間」/マンションマーケット調査

 (株)マンションマーケットは27日、「物件選びに関するアンケート」調査結果を発表した。同社が運営する住宅系ニュースサイト「マンションサプリ」で、既婚の男女を対象にインターネット調査。実施期間は7月10~13日、有効回答数は338。

 物件選びの際、最も重視したポイントについては、持ち家派トップが「最寄り駅からの所要時間」(27.2%)。「価格」(21.8%)、「間取り」(11.9%)と続いた。利便性は重要としながらも、将来起こり得ること(家族の増加、親の介護など)を踏まえ、長期的な視点も物件選びに反映させている傾向がみられた。

 賃貸派のトップも「最寄り駅からの所要時間」(21.4%)で、「価格」(17.1%)、「通勤・通学手段や所要時間」(15.5%)と続いた。賃貸派は持ち家派以上に、交通の利便性を重視することが分かった。

 実際に住み始めて気になるポイントでは、持ち家派・賃貸派ともに「特にない」(持ち家派:25.2%、賃貸派:25.1%)がトップに。持ち家派は、2位「周辺施設」(15.2%)、3位「面積・広さ」(13.3%)と続き、5位に賃貸派にはない「自然環境」(5.3%)がランクインするなど、住環境への関心の高さがうかがえた。

 賃貸派は、2位「最寄り駅からの所要時間」(11.2%)、3位「周辺施設」(9.1%)、5位に「築年数」(7.5%)が入り、利便性に加え物件そのものの質を気にする傾向がみられた。

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2024年6月号
「特定空家」にしないため…
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2024/5/5

「月刊不動産流通2024年6月号」発売開始!

月刊不動産流通2024年6月号」の発売を開始しました!

編集部レポート「官民連携で進む 空き家対策Ⅳ 特措法改正でどう変わる」では、2023年12月施行の「空家等対策の推進に関する特別措置法の一部を改正する法律」を国土交通省担当者が解説。

あわせて、二人三脚で空き家対策に取り組む各地の団体と自治体を取材しました。「滋賀県東近江市」「和歌山県橋本市」「新潟県三条市」「東京都調布市」が登場します!空き家の軒数も異なり、取り組みもさまざま。ぜひ、最新の取り組み事例をご覧ください。