不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2016/11/14

内部成長を実現、大幅増収増益達成/GOR16年9月期決算

 グローバル・ワン投資法人(GOR)は14日、2016年9月期決算を発表した。

 当期(16年4月1日~9月30日)は、営業収益44億3,500万円(前期比8.8%増)、営業利益18億8,400万円(同22.6%増)、経常利益14億2,600万円(同32.5%増)、当期純利益14億2,500万円(同32.6%増)、1口当たり分配金は7,357円(同1,707円)。大幅な増収増益を達成した。

 期中、新たな資産の取得・譲渡はなし。「TK南青山ビル」や「淀屋橋フレックスタワー」の大口テナント退去後の新規テナントに与えたフリーレントがおおむね解消。賃料増額改定やポートフォリオ稼働率向上などの内部成長に注力した。期末の所有物件はオフィスビル9物件、総賃貸可能面積10万2,751.11平方メートル、取得価額総額1,612億7,600万円で、期末時点の稼働率は98.2%。

 次期は、営業収益43億7,500万円、営業利益18億7,600万円、経常利益14億2,100万円、当期純利益14億2,000万円、1口当たり分配金7,330円を見込んでいる。

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