不動産ニュース / 開発・分譲

2016/12/19

東京・渋谷のビルをシェアオフィスにコンバージョン/フージャースコーポレーション

築44年のビルをコンバージョンした「Good Morning Building」外観
築44年のビルをコンバージョンした「Good Morning Building」外観
1階のラウンジ・ミーティングルーム。隣にはコーヒースタンド「ampere」が営業する
1階のラウンジ・ミーティングルーム。隣にはコーヒースタンド「ampere」が営業する

 (株)フージャースコーポレーションは19日、シェアオフィス「Good morning Building(グッド・モーニング・ビルディング)」(東京都渋谷区)を公開した。

 同物件は、JR山手線・東京メトロ「渋谷」駅徒歩10分、東京メトロ「表参道」駅徒歩8分に位置。延床面積632平方メートル、鉄筋コンクリート造6階建て。築44年・入居率55%のビルを、4月に設立した(株)フージャースアセットマネジメントが買い取り、(株)ツクルバに設計を依頼し、シェアオフィスへのコンバージョンプロジェクトを進めた。

 1階には、入居者同士のコミュニティを図ることを目的に、コーヒースタンド「ampere」とラウンジ・ミーティングルームを設置。屋上にもベンチを設置し、交流を図るスペースを設けた。2~5階には、スタートアップ企業が入居するオフィスを12区画(25.63~90.26平方メートル)用意。スタートアップ向けニュースサイトを運営する(株)THE BRIDGEをはじめ、訪日外国人観光客に特化した旅行会社やIT関連会社など、11区画の入居が決まっており、残り1区画は月額賃料17万8,000円で募集している。

 フージャースアセットマネジメント代表取締役の藤井幸雄氏は、「『創業期のスタートアップの朝を応援する』をコンセプトにビル名を付けた。このシェアオフィスを足掛かりに、新たなチャレンジが生まれ飛躍につながれば。今後も、今ある資産を有効活用し、価値を最大限に引き出す再生事業に注力していきたい」などと話した。

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