不動産ニュース / その他

2017/1/13

空き家問題に取り組み、長期優良住宅を推進/プレ協が新年会

「長期優良住宅を推進していく」と述べる(一社)プレハブ建築協会会長の樋口武男氏
「長期優良住宅を推進していく」と述べる(一社)プレハブ建築協会会長の樋口武男氏

 (一社)プレハブ建築協会は13日、アルカディア市ヶ谷(東京都千代田区)で、新年賀詞交歓会を開催した。

 冒頭あいさつした同協会会長の樋口武男氏は、「日本には6,024万戸ほどの住宅ストックのうち、800万戸ほどが空き家になっている。好調な集合住宅も、古いものは空き家になってしまっている。耐震不十分な住宅が1,050万戸程度、断熱性能が足りていない住宅も2,000万戸ほどある。長期優良住宅は全体の1~2%しかない。耐震や断熱性能の不十分な住宅を、長期優良住宅に変えていかなくてはならず、空き家問題にも取り組まなくてはいけない。まだまだ業界はやることがある」と述べた。

 また、今後伸ばしていく事業として海外事業を挙げ、「安倍首相が世界各国のトップと会談し、政府が道を開いていて、積極的に活動してもらえるのは大変ありがたい」などと話した。

 来賓として国土交通省や経済産業省をはじめ、政府要職、協会会員、業界関係者などが多数出席。副会長の竹中宣雄氏の音頭で乾杯し、盛会となった。

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編集部レポート「官民連携で進む 空き家対策Ⅳ 特措法改正でどう変わる」では、2023年12月施行の「空家等対策の推進に関する特別措置法の一部を改正する法律」を国土交通省担当者が解説。

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