不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2017/3/9

中経策定。20年1月期営業利益2,300億円へ/積水ハウス

 積水ハウスグループは9日、2020年1月期を最終年度とする中期経営計画を策定した。

 「BEYOND2020に向けた“住”関連ビジネスの基盤づくり」を基本方針に、付加価値の高い住宅・住環境の普及を積極的に展開していく。

 請負型ビジネスでは、「グリーンファースト ゼロ」の普及・拡販を推進すると共に、インバウンド需要に直結した宿泊施設の請負ビジネスやCRE・PRE活用の事業展開などで事業領域拡大を図る。
 ストック型ビジネスでは、生活提案型リフォームを行なうリノベーションを強化すると共に、スムストック事業や仲介事業の強化を進める。
 開発型ビジネスでは、積極的なスマートタウンの展開やエリア戦略を徹底したマンション事業、2つの関連リートへの安定供給を継続。
 国際ビジネスでは、すでに進出している4ヵ国での事業拡大を図り、アメリカでの本格的戸建事業参画を図る。

 こうした取り組みにより、20年1月期には売上高2兆3,830億円(17年1月期比17.5%増)、営業利益2,300億円(同24.8%増)、当期純利益1,490億円(同22.2%増)を目指す。

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