不動産ニュース / 調査・統計データ

2017/3/29

商業用不動産価格指数、17期連続プラスに

 国土交通所は29日、2016年第4四半期(16年10~12月)の「不動産価格指数(商業用不動産)」を発表した。不動産価格指数は、10年の平均値を100として算出している。

 当期の商業用不動産総合指数は、113.9(前年同期比2.0%上昇)で17期連続のプラスとなった。
 用途別では、店舗が124.2(同2.2%上昇)、オフィスが125.0(同5.4%上昇)、倉庫が106.1(同9.8%上昇)、工場が96.5(同4.6%上昇)、マンション・アパート(1棟)が127.8(同2.4%上昇)。これらを総合した建物付土地総合は121.8(同3.2%上昇)と19期連続でのプラスとなった。
 また、商業地は95.7(同2.7%下落)、工業地は99.3(同0.4%上昇)となり、これらを総合した土地総合は97.2(同1.4%下落)で、6期ぶりのマイナスとなった。

 都市圏別の指数は、三大都市圏の店舗が125.6(同1.8%上昇)、オフィスが129.2(同6.1%上昇)、倉庫が105.2(同7.7%上昇)、工場が93.5(同3.2%下落)、マンション・アパート(1棟)が124.1(同0.8%上昇)、商業地が100.0(同2.8%下落)、工業地が100.6(同1.0%下落)。

  南関東圏では、店舗118.9(同5.6%下落)、オフィス142.4(同0.9%上昇)、マンション・アパート(1棟)121.1(同2.4%下落)、商業地107.9(同0.2%下落)、工業地107.5(同1.6%下落)となった。

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不動産価格指数

不動産価格の動向を示すべく指数化した統計データ。国土交通省が2012年8月から公表している。

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