不動産ニュース / 仲介・管理

2017/4/3

管理会社をM&A/東京建物

 東京建物(株)は3月31日、西新サービス(株)(東京都足立区、代表取締役社長:大川 純一郎氏)の株式の約84%(既取得分を含め累計約90%)を取得。併せて同社100%子会社の(株)東京建物アメニティサポートが4月1日に、中銀インテグレーション(株)のマンション管理事業の一部を吸収分割により承継したと発表した。

 同社の管理サービス品質の向上と東京建物グループの一層の事業拡大が目的。全国でビル・商業施設等の管理・清掃、ホテル管理、マンション管理を展開する西新サービスを連結子会社化するとともに、東京建物アメニティサポートがシルバー向け住宅事業を中心とした不動産事業を展開する中銀インテグレーションの管理物件約9,500戸のうち、首都圏を中心とした一般分譲マンション約4,000戸を承継する。

 ビル等の管理の取り組みについては、建物管理などのハード面に加え、ビル運営のソフト面の基盤強化を進め、テナントリレーションから工事・清掃まで、グループ会社との一貫体制によるサービスの向上を図り、ビル事業においては「Human Building~いつも、真ん中に人。~」を合言葉としたインナーブランディング手法を活用していく。マンション管理の取り組みについては、管理のブランディングを企図した「Brillia Life Support」の確立に向け、「製」「販」「管」のグループ一体で取り組んでいく。

  

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