不動産ニュース / リフォーム

2018/12/3

“仕立てる賃貸”で築56年の物件を満室に

 東京ディフェンス(株)と(株)NENGOはこのほど、築56年の1棟ビルをオフィス・住居の複合ビル「BRANCH」をリノベーションしたと発表。

 京急本線「鮫洲」駅徒歩2分。鉄筋コンクリート造地上4階建て、専有面積25平方メートル、全16室の建物で、長らく住居兼事務所として使用されていたものの、リノベーション前には7室の空室が発生していた。

 同物件では外装塗装、立管交換などの大規模修繕工事を実施。空室については、リノベーションを行なう前に入居者を募集して入居者と相談した上でプランを作成、施工工事を実施するというNENGOの「仕立てる賃貸」のスキームを採用。隣り合う2部屋をつなぐプランも用意した結果、全空室の入居が決定した。なお、二住戸一住戸化を希望された方は、1組はファミリー向け賃貸住宅として、1組はオフィスとしての使用を希望したという。

 従前賃料は、共益費なしで5万円台から7万円台だったが、リノベーション後は1住戸では賃料7万5,000円、2住戸1住戸化の場合は14万5,000円(いずれも共益費5,000円)にまで向上した。

「BRANCH」外観
リノベーション前(写真左)とリノベーション後(写真右)

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2024年6月号
「特定空家」にしないため…
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2024/5/5

「月刊不動産流通2024年6月号」発売開始!

月刊不動産流通2024年6月号」の発売を開始しました!

編集部レポート「官民連携で進む 空き家対策Ⅳ 特措法改正でどう変わる」では、2023年12月施行の「空家等対策の推進に関する特別措置法の一部を改正する法律」を国土交通省担当者が解説。

あわせて、二人三脚で空き家対策に取り組む各地の団体と自治体を取材しました。「滋賀県東近江市」「和歌山県橋本市」「新潟県三条市」「東京都調布市」が登場します!空き家の軒数も異なり、取り組みもさまざま。ぜひ、最新の取り組み事例をご覧ください。