不動産ニュース / 開発・分譲

2021/3/1

御茶ノ水にオフィスビル、満床で竣工/住友不

「住友不動産御茶ノ水ビル」外観(本郷通り側)

 住友不動産(株)は2月26日、開発を進めていた「住友不動産御茶ノ水ビル」(東京都千代田区)が1月に竣工し、満床で稼働したと発表した。

 複数路線が結節する「秋葉原」駅や「御茶ノ水」駅をはじめ、7駅10路線が徒歩10分圏内で利用できるエリアに位置。敷地面積1,912.04平方メートル、延床面積1万2,792.66平方メートル、総貸室面積8,295平方メートル。鉄骨造(一部鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造)地上12階地下1階建て。エントランスは、南西側1階に「御茶ノ水」駅方面、北東側2階に「秋葉原」駅方面へのアクセスが至便となるよう2方向に設置。3~12階をオフィスフロアとしている。

 貸室フロアは、3mの天井高に窓面の高さ2.9mと、ゆとりある空間を確保。約900平方メートルの無柱空間とすることで、さまざまなオフィススタイルに適応する自由なレイアウトを可能とする。フロアを24ゾーンに分割制御できる個別空調システムを採用し、オフィス内での自然換気をするために手動で開閉可能な換気ホッパー(縦型換気窓)も設置した。

 建物は免震構造を採用。地震時には感知器がエレベーターを自動診断し、一定以下の揺れであれば自動的に仮復旧するシステムも導入している。また、複数回線受電により本電源が遮断しても予備電源で継続送電される仕組みも取り入れた。

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2024年6月号
「特定空家」にしないため…
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2024/5/5

「月刊不動産流通2024年6月号」発売開始!

月刊不動産流通2024年6月号」の発売を開始しました!

編集部レポート「官民連携で進む 空き家対策Ⅳ 特措法改正でどう変わる」では、2023年12月施行の「空家等対策の推進に関する特別措置法の一部を改正する法律」を国土交通省担当者が解説。

あわせて、二人三脚で空き家対策に取り組む各地の団体と自治体を取材しました。「滋賀県東近江市」「和歌山県橋本市」「新潟県三条市」「東京都調布市」が登場します!空き家の軒数も異なり、取り組みもさまざま。ぜひ、最新の取り組み事例をご覧ください。