不動産ニュース / 仲介・管理

2021/9/6

コロナフレイル防止へプログラムを刷新/野村不

 野村不動産(株)と野村不動産ウェルネス(株)は6日、賃貸シニアレジデンス「OUKAS」(以下、「オウカス))における「コロナフレイル」の防止に向け、新たな運動プログラムを導入したと発表。

 「オウカス」では、入居者の健康寿命延伸に向けた運動、食事、コミュニティ、医療・福祉という4つの要素で構成されたさまざまな取り組みを、「オウカス・ウェルネスプログラム」として入居者に提供。入居者のみならず、その家族からも評価を得ている。

 新型コロナウイルス感染症蔓延に伴う外出自粛の長期化により、運動不足や食事の偏り、人との関わりの減少といった状況が発生。それらに起因し、運動機能障害や生活習慣病発症リスクの増加、メンタルヘルスの悪化、認知機能の低下といった二次被害、いわゆる「コロナフレイル」が社会課題として問題視されるようになっている。オウカスでも2020年から5ヵ月間、集団で行なう運動プログラムの開催を休止した結果、この期間中に施設内での転倒等の事故が、前年同月比で約2倍に増加するなど、「コロナフレイル」が顕著に発生したという。
 そこで、「オウカス・ウェルネスプログラム」について、外出自粛の環境下でも「コロナフレイル」を防止できるよう、運動プログラムのリニューアルを実施した。

 通常の筋力トレーニング、デュアルタスクに加え、楽しみながら行なえるウォーキングトレーニングといった新たなプログラムを追加。さらに、認知機能の維持・向上を目指し、クロスワードや映像を使った脳トレーニングプログラムの導入・実施強化を図った。
 また、運動プログラムについて、内容や負荷に応じて運動強度のレベル分けを実施。初めての方には強度が低めの優しいプログラムを、より本格的に運動したい人には強度が高いプログラムを新たに開設した。

 今後も「オウカス」の新規店舗を拡大していくと共に、健康寿命の延伸、社会保障費の抑制といった社会課題の解決に寄与していく考え。

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