不動産ニュース / 仲介・管理

2021/10/5

初期費用と家賃を入居者が設定するシステム

シミュレーション画面(賃料・敷金・礼金、希望の初期費用を入力すると賃料が分かる)

 ハウスコム(株)は5日、初期費用と賃料を利用者が自由に設定できる国内初の賃貸サービス「スマートレント」を開始した。

 賃貸物件を借りる際の初期費用は、敷金・礼金の他、仲介手数料・保証料・日割り家賃・火災保険など、平均して賃料の5~6ヵ月分程度かかるケースが多い。同サービスを提供することで、初期費用を抑えたいという入居者ニーズに応える。

 オーナーや管理会社から同社が賃借することで、入居者が希望する初期費用額や賃料を自由に設定することを可能とする。月々の賃料に上乗せすることで、初期費用0円で部屋を借りることもできる。利用可能なエリアは、関東・東海・近畿・四国・九州・沖縄。

 また、「スマートレント」利用者には、警察OBによるトラブル相談サービス(騒音・ストーカー・DV被害・SNSでの誹謗中傷など)、夜間休日救急往診サービス、24時間トラブルサポート(カギ・水回り・電気のトラブルなど)など、日常生活における悩みや困りごとを解決・支援する付帯サービスも提供する。

 1年後には、「スマートレント」経由の月間賃貸契約数1,000件を目指す。

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賃貸借

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