不動産ニュース / 開発・分譲

2021/10/15

近鉄線高架下でガレージハウスを展開

ガレージハウス外観イメージ

 近鉄不動産(株)は、近畿日本鉄道(株)と共に、鉄道高架下の有効活用策として、近鉄奈良線高架下で賃貸ガレージハウス(6棟・12戸)を開発。14日に着工した。

 これまでもガレージと住居が一体となった賃貸物件としてガレージハウス事業(2物件、各4戸)を展開しているが、鉄道高架下においては初の取り組み。「DAYTONA HOUSE」シリーズなど全国で70戸以上のガレージハウスを展開する(株)LDKと共同で、「KINTETSU×DAYTONA HOUSE」として、開発していく。近畿日本鉄道は、総延長約500km(2府3県)の沿線のうち約4.3kmが高架となっている。今後、近鉄奈良線を始め、大阪線、京都線、南大阪線、さらに三重地区、名古屋地区へ積極的に高架下でのガレージハウス事業を展開していく考え。

 今回は、近鉄奈良線「河内花園」駅東側の高架下で計画。「河内花園」駅より徒歩4分に位置。敷地面積約1,046平方メートル、延床面積約711平方メートル、鉄骨造地上2階建て。車・バイク愛好家のガレージとして、またテレワークや作業場、起業後のオフィス等にも利用できる仕様とした。住戸は、専有面積55.91平方メートル・ガレージ幅約3.7×7.4mのプラン(8戸)と、66.07平方メートル・ガレージ幅約4.5×7.4mのプラン(4戸)の2タイプを用意する。

 竣工は2022年3月、入居開始は同年4月を予定する。

記事のキーワード 一覧

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2024年11月号
 “令和的”不動産店舗って?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2024/10/5

「月刊不動産流通2024年11月号」発売中!

「月刊不動産流通2024年11月号」好評発売中です。

特集は、「働く、集う、楽しむ。“令和的”不動産店舗 」。コロナ禍やDXの推進等も契機となり、私達の働き方は大きく変わりました。そうした中、これまで以上に集まりたいと感じるオフィス・店舗の整備に注力する企業も見られます。今回は、外観や内装のデザインなど趣向を凝らし、ユーザーやスタッフが集いたくなる店舗運営に取り組む不動産会社を取材しました。

実務に役立つ連載コーナーも豊富に掲載しています。noteでの試し読みも♪