（株）サンケイビルを代表企業とする「神戸須磨Parks ＋ Resorts 共同事業体」は11日、「須磨海浜水族園・海浜公園再整備事業」（神戸市須磨区）における水族館・園地建設工事に着手したと発表した。
同プロジェクトは、Park-PFI制度を用いて、JR神戸線「須磨海浜公園」駅より徒歩5分に位置する「須磨海浜水族園・海浜公園」を、園地、水族館、宿泊施設、にぎわい施設、駐車場で構成する新たな施設として再整備するもの。開発区域の敷地面積は約10万1,900平方メートル。
「地域コミュニティと観光客が交流する“つながる”海浜リゾートパークの実現」がテーマ。海浜公園は歴史ある松林を保全・活用・育成しながら、水族館を核に公園の利便性・快適性を向上。宿泊施設は地産地消にこだわったフード＆ビバレッジなど、価値体験型ホテルとして再生する。施設全体で、多様なつながりと交流が生まれるような空間・仕組みづくりに取り組んでいく。
その他の宿泊施設、駐車場、にぎわい施設は順次着工予定。開業は、駐車場が2023年5月、園地、にぎわい施設が同年9月、水族館・宿泊施設が24年春の予定。
なお共同事業体の構成員は、（株）サンケイビル（代表企業）、三菱倉庫（株）、JR西日本不動産開発（株）、（株）竹中工務店、阪神電気鉄道（株）、芙蓉総合リース（株）、（株）グランビスタ ホテル＆リゾート。
