不動産ニュース / 調査・統計データ

2022/4/8

首都圏新築木造戸建て価格、6ヵ月連続で上昇

 (株)東京カンテイは7日、2022年3月の主要都市圏別・新築木造一戸建て住宅平均価格動向を発表した。敷地面積100平方メートル以上300平方メートル以下、最寄り駅からの所要時間徒歩30分以内もしくはバス20分以内、木造で土地・建物ともに所有権の物件が対象。

 首都圏の平均価格は4,166万円(前月比0.6%上昇)と6ヵ月連続で上昇した。都県別では、東京都は5,031万円(同5.4%下落)と反転下落。神奈川県は4,515万円(同4.1%上昇)、千葉県は3,518万円(同2.6%上昇)、埼玉県は3,635万円(同1.3%上昇)といずれも反転上昇した。東京都以外は反転上昇しているが、ウクライナ紛争による建材高やコスト上昇が戸建て価格に影響するのはこれからとみられる。

 近畿圏は3,354万円(同0.2%上昇)と2ヵ月連続で上昇した。府県別では、大阪府は3,552万円(同1.2%下落)と反転下落。兵庫県は3,368万円(同2.1%上昇)と2ヵ月連続で上昇、京都府は3,699万円(同2.3%下落)と2ヵ月連続で下落した。

 中部圏は3,214万円(同2.1%下落)と3ヵ月ぶりの下落。愛知県は3,420万円(同3.1%下落)と5ヵ月ぶりに下落した。

 宮城県は3,208万円(同0.9%上昇)と反転上昇。福岡も3,473万円(同5.5%上昇)と反転上昇した。

記事のキーワード 一覧

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2024年6月号
「特定空家」にしないため…
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2024/5/5

「月刊不動産流通2024年6月号」発売開始!

月刊不動産流通2024年6月号」の発売を開始しました!

編集部レポート「官民連携で進む 空き家対策Ⅳ 特措法改正でどう変わる」では、2023年12月施行の「空家等対策の推進に関する特別措置法の一部を改正する法律」を国土交通省担当者が解説。

あわせて、二人三脚で空き家対策に取り組む各地の団体と自治体を取材しました。「滋賀県東近江市」「和歌山県橋本市」「新潟県三条市」「東京都調布市」が登場します!空き家の軒数も異なり、取り組みもさまざま。ぜひ、最新の取り組み事例をご覧ください。