不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2022/5/10

最終利益が7%増に/スターツC22年3月期

 スターツコーポレーション(株)は10日、2022年3月期決算(連結)を発表した。

 当期(21年4月1日~22年3月31日)は、売上高1,965億7,800万円(前期比1.2%減)、営業利益241億8,200万円(同9.6%増)、経常利益257億8,900万円(同10.6%増)、当期純利益167億7,200万円(同7.5%増)となった。

 不動産関連では、安定的な収益基盤である不動産管理事業において、期末管理物件数がアパート・マンション14万2,907戸、社宅管理代行9万5,948戸など、堅調に増加。これに分譲住宅管理戸数3,790戸、24時間緊急対応サービス受託戸数51万6,480戸を合わせて、期末の総管理物件数は住宅75万9,125戸・駐車場15万9,431台、ビル・施設2,477件となった。セグメント売上高は828億2,300万円(同5.2%減)、営業利益110億100万円(同11.4%増)。

 賃貸仲介事業では、管理物件数の増加に伴って仲介手数料・更新手数料収入が堅調に推移。地域密着型の法人取引の拡大にも注力してきたことから、セグメント売上高71億6,200万円(同7.5%増)、営業利益24億900万円(同7.0%増)と増収増益で着地した。

 建設事業では、22年3月に鉄筋コンクリート造と木造の混構造による免震マンションの初弾プロジェクトが東京都江戸川区で竣工するなど新たな技術開発にも取り組んだ。セグメント売上高は648億5,400万円(同1.4%減)、営業利益81億6,000万円(同4.7%減)となった。受注高は768億200万円(同3.6%増)、期末の受注残高は1,250億5,900万円(同10.5%増)。

 次期(23年3月期)については、売上高2,140億円、営業利益248億円、経常利益250億円、当期純利益168億円を見込む。

記事のキーワード 一覧

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2024年6月号
「特定空家」にしないため…
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2024/5/5

「月刊不動産流通2024年6月号」発売開始!

月刊不動産流通2024年6月号」の発売を開始しました!

編集部レポート「官民連携で進む 空き家対策Ⅳ 特措法改正でどう変わる」では、2023年12月施行の「空家等対策の推進に関する特別措置法の一部を改正する法律」を国土交通省担当者が解説。

あわせて、二人三脚で空き家対策に取り組む各地の団体と自治体を取材しました。「滋賀県東近江市」「和歌山県橋本市」「新潟県三条市」「東京都調布市」が登場します!空き家の軒数も異なり、取り組みもさまざま。ぜひ、最新の取り組み事例をご覧ください。