不動産ニュース / 開発・分譲

2023/1/20

中央住宅、朝霞でPV・蓄電池搭載の分譲戸建て

「フレーベスト朝霞本町 アドバンスト・ヴィラ」外観
モデルハウス。木の温もりある空間に仕上げている

 ポラスグループの中央住宅(株)は20日、分譲住宅「フレーベスト朝霞本町 アドバンスト・ヴィラ」(埼玉県朝霞市、総戸数9戸)の現地見学会を開催した。

 東武東上本線「朝霞」駅徒歩14分の立地。木造2階建て(在来工法)。土地面積100.08~118.96平方メートル、建物面積95.84~115.89平方メートル。間取りは3LDK〜5LDK。朝霞本町が市内でも人気エリアであることから、高価格帯での販売を想定し、高品質や高いデザイン性を意識して企画した。

 一定基準の耐震性や省エネ性等を確保し、長期優良住宅の認定を取得。太陽光発電(4.14kW)と蓄電池(6.5kW)、ガスと電気のハイブリット給湯器、高性能樹脂サッシを標準で搭載した。エネルギーコントロール等の機能が備わったHEMSを採用。電気自動車の利用を想定し、屋外駐車場にコンセントを設けた。玄関横には雨水タンクも備えている。

 室内は、フレーベストシリーズのテーマである木の温もりか感じられる空間づくりに。床には、天然木の質感を生かした突き板フローリングを採用。リビングの壁には、同社オリジナルの内装用無垢桐パネル「KIRINOKA(きりのか)」を使用した。同壁材は、2020年に春日部桐箱工業協同組合や建材メーカー・厚川産業(株)とともに、埼玉県春日部市の伝統手工芸品「桐箱」の住空間への転用と地域産業の活性化のために開発したもの。デザイン性だけでなく、断熱性や調湿性などの機能面も優れている。

 22年8月6日より予告広告を開始。80件の問い合わせがあり、モデルハウスには約60組の来場があった。11月12日から販売を開始。23年1月15日の時点で完売した。購入者は、30〜40歳代の近隣在住者や都内在住者。希少性の高い立地はもちろん、木を感じられるデザイン性、電気代圧縮につながる再エネ設備などが評価された。販売価格は6,390万~7,490万円。

 なお、同物件のモデルハウス1棟が(公社)インテリア産業協会の「令和4年度 住まいのインテリアコーディネーションコンテスト」の事例分野 スタイリング部門で部門優秀賞を受賞した。同モデルハウスは、「ボタニカル ライフ」をコンセプトに、グループ会社である(株)住宅資材センターがインテリアコーディネートを実施。一枚板のテーブルやラタンのランプ、さまざまな植栽の設置等を行なった。

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