不動産ニュース / 開発・分譲

2023/1/23

滋賀・大津でレジリエンス高めた戸建分譲地

 

「ユナイテッドハイムパーク比叡山坂本」イメージ

 セキスイハイム近畿(株)は、建築条件付宅地分譲プロジェクト「ユナイテッドハイムパーク比叡山坂本」(滋賀県大津市、総区画数27区画、同社販売戸数26区画)の販売を28日より開始する。

 同社が住宅事業開始50周年を機に取り組んでいる「戸建スマート&レジリエンスまちづくり」が好評を得ていることから、同取り組みをブランド化した「ユナイテッドハイムパーク」を2022年10月に設立。今回のプロジェクトは同ブランドでの近畿エリア初弾となる。

 JR湖西線「比叡山坂本」駅徒歩10~12分。開発面積は約6,633平方メートル。販売区画面積は約159~219平方メートル。

 全戸にPV(4kW以上推奨)と蓄電池(4kWh以上)、HEMS「スマートハイムナビ」の3点セットを採用し、最高ランクの「ZEH」仕様とする。また、換気・空調・粉塵浄化の3つの機能を有する第一種換気・全室空調システム「快適エアリーT-SAS」を標準採用。換気システムの高性能3層フィルターや抗ウイルス対応の空調フィルターで良質な室内環境を確保する。

 さらに集中豪雨や大規模地震による災害への備えとして、雨水を地中に浸透させる「コンパクト雨水浸透マス+有孔管」を採用。下水管への雨水排水量を抑制することで、地域の内水氾濫による浸透被害の抑制を図る。また、蓄電池による停電時の電力確保や断水時も飲料水を確保できる「飲料水貯留システム」の設置も可能とし、災害時の在宅避難を可能とする。

 同エリアは、都市部へのアクセスと豊かな自然環境が広がるエリアであることから、この魅力を生かし統一感のあるまち並みを目指すため、計画的な照明・植栽計画等に取り組む「まちなみデザインガイドライン」を策定している。

 販売価格は未定。22年12月に造成完了している。

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