不動産ニュース / その他

2023/5/31

東急電鉄、駒沢大学駅周辺で循環型ファーム

“KOMAZAWA MOAI FARM”ロゴマーク
"KOMAZAWA MOAI FARM"農園全体イメージ

 東急電鉄(株)は、東急田園都市線「駒沢大学」駅徒歩1分のビル建て替え事業地の暫定利用プロジェクト「駒沢大学駅前地域循環プロジェクト“KOMAZAWA MOAI FARM”」をスタートした。期間は9月30日まで。資源循環ビジネスを手掛ける(株)フードリボン、地元の不動産賃貸事業者である(株)イマックスおよび(株)ドトールコーヒーと連携して実施している。

 イマックスが保有するビルの建て替え事業に伴って発生した約2,300平方メートルの更地を着工までの期間に暫定利用し、地域住民参加型の農園として企画・運営するもの。地域住民が野菜の栽培に参加できるほか、地域資源循環に関するワークショップも開かれる。また、地域住民がプロジェクトの活動に参加すると、フードリボンがポイントを付与。廃棄される可能性のあったアパレルメーカーの洋服や小物、規定外の野菜などと交換できる。

 農園内では、近隣のドトールコーヒー店舗で発生する抽出後のコーヒー粉などをたい肥化してエリア内の農園で肥料として使用したり、コーヒー豆を運ぶ麻袋をプランターとして再利用したりするなど、地域内での資源循環を推進。農園の一部にはイベントスペースを設け、地域活動の拠点としていく。

記事のキーワード 一覧

この記事の用語

循環型社会

資源を効率的に循環させながら利用することによって、資源消費の抑制と環境負荷の低減を図ることのできる社会をいう。「循環型社会形成推進基本法」では、これを「製品等が廃棄物等となることが抑制され、並びに製品...

続きはR.E.wordsへ

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2024年6月号
「特定空家」にしないため…
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2024/5/5

「月刊不動産流通2024年6月号」発売開始!

月刊不動産流通2024年6月号」の発売を開始しました!

編集部レポート「官民連携で進む 空き家対策Ⅳ 特措法改正でどう変わる」では、2023年12月施行の「空家等対策の推進に関する特別措置法の一部を改正する法律」を国土交通省担当者が解説。

あわせて、二人三脚で空き家対策に取り組む各地の団体と自治体を取材しました。「滋賀県東近江市」「和歌山県橋本市」「新潟県三条市」「東京都調布市」が登場します!空き家の軒数も異なり、取り組みもさまざま。ぜひ、最新の取り組み事例をご覧ください。