不動産ニュース / 政策・制度

2023/6/21

東京都、起業家による空き家利活用を支援

 東京都は20日、起業家による空き家を活用した事業プランの募集を開始した。

 法人登記および開業の届出を行なってから5年未満の法人・個人等が申請可能。応募対象となる事業プランは、新たな空き家の利活用になるようなもので、2024年度中に事業プランが実施できる、空き家所有者から合意を得ている、近隣住民の理解が得られていることなどが条件。申請期間は9月29日まで。10月に書類審査が行なわれ、その後12月上旬に面接審査を実施、同月中旬に採択者が決定する。

 採択された計画に対しては、起業家に対して家賃等相当額などの3分の2(上限216万円)が補助される。また空き家の所有者に対しても、管理費相当額の補助を行なう。

 また同日、起業家からの空き家物件に関する相談対応・物件紹介を行なうコーディネーターの採択結果を公表。東京理科大学インベストメント・マネジメント(株)、(株)プラスワン、(有)トノコーポレーションなど7社が採択された。

 採択された各社による相談窓口は、24年3月15日まで開設している。

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編集部レポート「官民連携で進む 空き家対策Ⅳ 特措法改正でどう変わる」では、2023年12月施行の「空家等対策の推進に関する特別措置法の一部を改正する法律」を国土交通省担当者が解説。

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