不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2023/7/27

住宅部門は増収増益/野村不HD24年3月期1Q

 野村不動産ホールディングス(株)は27日、2024年3月期第1四半期決算(連結)を発表した。

 当期(23年4月1日~6月30日)は、売上高2,093億6,600万円(前年同期比4.8%増)、営業利益384億8,500万円(同3.2%増)、事業利益385億9,300万円(同1.0%減)、経常利益354億7,100万円(同2.3%減)、四半期純利益243億1,800万円(同9.7%減)となった。

 住宅部門は、住宅分譲事業において、通期の計上予定戸数4,500戸に対して、1,372戸(同6戸減)を計上。収益不動産事業における物件売却収入の増加も影響し、売上高1,072億800万円(同17.3%増)、事業利益171億200万円(同69.0%増)と増収増益となった。なお、通期の計上予定売上高に対する契約進捗率は83.4%、契約済未計上残高は3,099戸(同227戸減)。

 都市開発部門は、収益不動産事業における物件売却収入の減少が響き、売上高667億8,800万円(同11.2%減)、事業利益168億8,100万円(同23.7%減)と減収減益。仲介・CRE部門は、売上高110億8,900万円(同3.2%増)、事業利益27億9,200万円(同9.1%減)と増収減益となった。

 通期は、売上高7,500億円、営業利益1,030億円、事業利益1,090億円、経常利益940億円、当期純利益650億円を見込む。

記事のキーワード 一覧

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2024年6月号
「特定空家」にしないため…
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2024/5/5

「月刊不動産流通2024年6月号」発売開始!

月刊不動産流通2024年6月号」の発売を開始しました!

編集部レポート「官民連携で進む 空き家対策Ⅳ 特措法改正でどう変わる」では、2023年12月施行の「空家等対策の推進に関する特別措置法の一部を改正する法律」を国土交通省担当者が解説。

あわせて、二人三脚で空き家対策に取り組む各地の団体と自治体を取材しました。「滋賀県東近江市」「和歌山県橋本市」「新潟県三条市」「東京都調布市」が登場します!空き家の軒数も異なり、取り組みもさまざま。ぜひ、最新の取り組み事例をご覧ください。