不動産ニュース / IT・情報サービス

2023/10/18

大京、代々木の本社に情報発信拠点を開設

「DAIKYO LIFESTYLE STUDIO」エントランス
通路では、大京のマンションの歴史や時代ごとの最新技術などを紹介する
シアタールームはそのままVRモデルルームとなり、実物大で部屋の広さや水回りの配置などが確認できる。遠隔地のマンション販売に活用していく

 (株)大京および(株)大京アステージは18日、23日に代々木の大京本社1階に開設する大京とグループ会社の情報発信拠点「DAIKYO LIFESTYLE STUDIO」(東京都渋谷区)を報道陣に公開した。

 大京とグループ会社が提供する「住まいに関するトータルサービス」の体感施設で、広さは約60坪。エントランスには巨大なLEDパネルを設置し、常時イメージ映像を放映。エントランスからの通路では、1968年の「ライオンズマンション」第1号物件からマンション市場をけん引してきた物件や商品企画などを年表で展示する。

 シアタールームでは、4面モニターを使い、大京グループのものづくりに対する思いや、未来のマンションライフの体感映像を放映。実際の販売物件のホームページに掲載している360度映像や、VRモデルルームの体験コーナーとしても使用する。床面積は約30平方メートル、横幅7.3mで、実物大の部屋の広さが確認できる。

 また、「インタラクティブウォール」では、マンション管理会社、大京アステージの提供するサービスをアニメーションで表示するほか、マンション管理の未来をイメージ映像で紹介。このほか、物件のオンライン説明会やセミナーの配信を行なう「ウェビナールーム」、グループ会社の商品・サービス紹介コーナーも設けている。

 見学は完全予約制で、1日7組前後を案内する。大京や(株)穴吹工務店のマンション購入検討者、本社を訪問するステークホルダーに広くアピールしていく。展示内容やプログラムは、適時アップデート。また、シアタールームを使い、遠隔地の販売物件を中心にした販売活動の場としても活用していく。

 18日の内覧会で挨拶した大京事業管理部事業企画室長の大髙洋尚氏は「29年連続マンション供給ナンバー1だったころは、マンション販売を通じて情報を発信できたが、いまは市場が縮小し情報発信が難しくなっていた。当社は来年設立60年を迎える。それにあたり情報発信を強化する。マンション生活をスタンダードにし、社会課題の解決を図ってきた大京の歴史と、近未来のマンション生活・サービスを、ここを拠点にユーザーやステークホルダーに紹介していく」などと抱負を述べた。

マンション管理サービスをアニメーションで見せるコーナー
ウェビナールームは、販売中マンションのオンライン説明会や各種セミナーなどの情報発信拠点として活用

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2024年6月号
「特定空家」にしないため…
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2024/5/5

「月刊不動産流通2024年6月号」発売開始!

月刊不動産流通2024年6月号」の発売を開始しました!

編集部レポート「官民連携で進む 空き家対策Ⅳ 特措法改正でどう変わる」では、2023年12月施行の「空家等対策の推進に関する特別措置法の一部を改正する法律」を国土交通省担当者が解説。

あわせて、二人三脚で空き家対策に取り組む各地の団体と自治体を取材しました。「滋賀県東近江市」「和歌山県橋本市」「新潟県三条市」「東京都調布市」が登場します!空き家の軒数も異なり、取り組みもさまざま。ぜひ、最新の取り組み事例をご覧ください。