不動産ニュース / 政策・制度

2023/11/13

第2四半期で過去最高/住友不24年3月期2Q

 住友不動産(株)は10日、2024年3月期第2四半期決算(連結)を発表した。

 当期(23年4月1日~9月30日)は、売上高5,052億4,300万円(前年同期比6.4%増)、営業利益1,497億7,500万円(同8.5%増)、経常利益1,495億8,800万円(同9.6%増)、当期純利益1,059億2,400万円(同12.6%増)の増収増益達成。第2四半期での過去最高を更新した。

 セグメント別では、不動産賃貸事業部門で、「住友不動産東京三田ガーデンタワー」や「住友不動産新宿ファーストタワー」などの新規稼働により減価償却費が大きく増加したものの、既存ビルの収益改善とホテル、イベントホールなど施設営業分野が回復。売上高2,201億9,700万円(同5.9%増)、営業利益891億5,400万円(同2.4%増)とし、営業利益は第2四半期としては過去最高を更新した。
 不動産販売事業部門では、マンション、戸建て、宅地で計2,471戸(同471戸増)を販売計上し、売上高1,709億,300万円(同11.2%)、営業利益556億4,800万円(同18.2%)。完成済み販売中戸数は、竣工後1年超が872戸(同158戸)、竣工後1年以内が1,158戸(同657戸)。
 不動産流通事業部門は、仲介件数1万6,282件(同1,249件減)であったが、取扱単価の上昇により、売上高371億4,900万円(同2.4%増)、営業利益105億800万円(同5.1%増)。完成工事事業部門は売上高754億1,600万円(同0.3%減)、営業利益は38億4,600万円(同34.7%増)。  

 通期は、売上高9,700億円、営業利益2,550億円、経常利益2,500億円、当期純利益1,750億円を見込む。

記事のキーワード 一覧

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2024年6月号
「特定空家」にしないため…
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2024/5/5

「月刊不動産流通2024年6月号」発売開始!

月刊不動産流通2024年6月号」の発売を開始しました!

編集部レポート「官民連携で進む 空き家対策Ⅳ 特措法改正でどう変わる」では、2023年12月施行の「空家等対策の推進に関する特別措置法の一部を改正する法律」を国土交通省担当者が解説。

あわせて、二人三脚で空き家対策に取り組む各地の団体と自治体を取材しました。「滋賀県東近江市」「和歌山県橋本市」「新潟県三条市」「東京都調布市」が登場します!空き家の軒数も異なり、取り組みもさまざま。ぜひ、最新の取り組み事例をご覧ください。