不動産ニュース / 開発・分譲

2023/11/16

内幸町の再開発ビルにフィルム型ペロブスカイト太陽電池

 中央日本土地建物(株)など6社は、開発を進めている「内幸町一丁目街区南地区第一種市街地再開発事業」で建設予定の建物に、フィルム型ペロブスカイト太陽電池(PSC)を採用すると発表した。

 PSCは積水化学工業(株)が開発したもので、「薄い」「軽い」「曲げられる」といった特徴がある。従来の太陽電池は耐荷重や風圧への対応、高額な更新コストといった課題があり、高層ビル等での設置が進んでいなかったが、PSCの特徴を生かした新たな設置方法を考案したことで、技術的・経済的な課題を解決できる見込みとなった。

 設置場所は、建設予定のサウスタワーのスパンドレル部(各階の床と天井の間の防火区画の外壁面)。サウスタワーでの発電容量は定格で1,000kWを計画しており、これを実現すると、世界で初めて「PSCによるメガソーラー発電機能を実装した高層ビル」となる予定。

記事のキーワード 一覧

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2024年6月号
「特定空家」にしないため…
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2024/5/5

「月刊不動産流通2024年6月号」発売開始!

月刊不動産流通2024年6月号」の発売を開始しました!

編集部レポート「官民連携で進む 空き家対策Ⅳ 特措法改正でどう変わる」では、2023年12月施行の「空家等対策の推進に関する特別措置法の一部を改正する法律」を国土交通省担当者が解説。

あわせて、二人三脚で空き家対策に取り組む各地の団体と自治体を取材しました。「滋賀県東近江市」「和歌山県橋本市」「新潟県三条市」「東京都調布市」が登場します!空き家の軒数も異なり、取り組みもさまざま。ぜひ、最新の取り組み事例をご覧ください。