不動産ニュース / 開発・分譲

2024/1/17

Park-PFIで「都立明治公園」に店舗が開業

「都立明治公園」俯瞰図。建物を分棟配置することで、事業期間終了後に店舗を撤去した後も、公園内に大きな空白地が生じないようにする

 東京建物(株)を代表構成団体とし、三井物産(株)、日本工営都市空間(株)、西武造園(株)、(株)読売広告社、(株)日テレ アックスオンを構成員とするコンソーシアムが設立したTokyo Legacy Parks(株)は17日、東京都初のPark-PFI事業「都立明治公園」で、2024年1月31日に商業店舗を開業すると発表した。

 同公園は、東京都新宿区霞ヶ丘町地内および渋谷区神宮前二丁目地内に位置。面積は1万6,179平方メートル。都立公園として初めて、都市公園法に基づくPark-PFI制度を活用し、5棟(A~E)の商業店舗を開発・運営する。A棟は鉄筋コンクリート造地上3階建て、B棟は同地上2階建て、C~E棟はいずれも木造地上2階建て。

 A棟には、ベーカリーやフライドチキンサンドショップ、コーヒーショップが同居する複合型フードコートのほか、東京建物が運営する都市型スパ施設の第1号店「TOTOPA 都立明治公園店」を開設。B棟はコーヒーショップ、C棟はアウトドアアクティビティショップ、D棟はカフェ・レストラン、E棟はレストランとなる。なお、A棟のみ開業は24年3月の予定。

 年間で250万人の来園を目標に掲げている。

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