不動産ニュース / IT・情報サービス

2024/3/5

地震災害特化のVR防災訓練コンテンツ/大和LN

「発災時編」の映像

 大和ライフネクスト(株)と(株)理経は4日、マンション居住者向けサービス「VR消防訓練」の新コンテンツ「VR防災訓練 地震編」を4月1日から提供すると発表した。両社と横浜市の連携協定「次世代型マンション防災コンテンツの共同研究開発」の成果物。

 「VR消防訓練」は、大和ライフネクストの防災サービスブランド「マンション防災 manbow(マンボウ)」で展開するサービスの一つとして、2021年11月に提供を開始。大規模震災が多発し、地震災害に特化したコンテンツへの需要が高まっていたことから、「地震編」を開発することにした。

 「地震編」では、被災の段階に合わせて「発災時編」「発災後編」「被災生活期編」の3つのプログラムを用意。全てスマートフォン1台で参加が可能となっている。

 「発災時編」は、地震発生直後の居室内の様子をCGで作成し、震度6強の揺れをVR映像で再現。家具の転倒具合を、臨場感を持って体験できる。また、振動台を使用し過去の地震を再現した実写映像を用いて、家具の転倒防止策の効果と実施方法を紹介している。
 「発災後編」は、水道・電気・ガスなどのライフラインについて、実際にマンションで起きる可能性のある事象と、実践的な対応方法を説明。「被災生活期編」では、在宅避難をするか避難所に行くかの判断基準や在宅避難をする場合の備えについて解説している。

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VR

情報技術を活用して、人工的に現実感を作り出すこと。英語のVirtual Reality(バーチャル・リアリティ)の略語で、「仮想現実」「人工現実感」などと翻訳されている。

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