不動産ニュース / 開発・分譲

2024/3/18

ポラス、千葉・五香で17年ぶりのマンション

「ルピアコート松戸五香」完成予想図
キッチンと一体化したダイニングテーブル「ピアキッチン」を3LDK住戸27戸に標準
一般的にはオプション扱いが多い食器棚も大型のものを標準とした

 ポラスグループの(株)中央住宅は15日、三信住建(株)と共同で開発する分譲マンション「ルピアコート松戸五香」(千葉県松戸市、総戸数38戸)のモデルルームを報道陣に公開した。新京成線「五香」駅圏では17年ぶりのマンションという希少性、ZEH-M Oriented仕様の建物、顔認証システム、ウルトラファインバブル給湯器など充実した設備仕様で、1期10戸のうち9戸に購入要望が入っている。

 同物件は、新京成線「五香」駅徒歩2分に立地する、鉄筋コンクリート造地上11階建てのマンション。建設地は駐車場跡地で、北側が五香駅前の商店街(アーケード)、南側は6m道路に隣接しており、この敷地形状を生かし、南側を駐車場、北側にエントランスを配置することで、歩車分離を図っている。また、エントランス、メールボックス+宅配ボックス、自転車置き場ドア、ゴミ置き場ドアの解錠(最上階住戸2戸は玄関ドアも)にポラスグループでは初めて顔認証システムを導入している。

 住戸は2階以上。2~10階は1フロア4戸、11階が2戸。1LDK+S~3LDK+DEN、専有面積約54~84平方メートル。天井高2,400mm、二重床・二重天井。Low-Eガラス。床暖房が標準。洗浄効果の高い「ウルトラファインバブル」のお湯を浴室、洗面所、キッチンなどに給湯する「ウルトラファインバブル給湯器」を採用。縦置きキッチンとダイニングテーブルとを一体化した「ピアキッチン」を27戸に設置しているほか、キッチンには食洗器と縦横2,400mmの大型食器棚が標準。その他、飾り棚と居室扉を一体化した「アクンダナ」や収納をテレワーク空間にできる「変身クローク」などのオリジナル設備機器を多数採用している。最上階のロイヤルスイートフロア住戸は、42平方メートル、ウッドデッキ敷き、ジャグジー付きのルーフバルコニーが備わる。

 2023年11月にホームページを開設し、これまでのエントリー数は200件。1月20日にモデルルームをオープンしてからの来場者は60組。販売価格は3,900万円台~8,000万円台。3月16日から登録受付を開始した1期10戸は最多価格帯5,500万円台。坪単価252万円。9戸に事前購入希望が入った。

廊下の飾り棚と一体化した居室扉「アクンダナ」
建設地を南側から撮影。北側は商店街のアーケードに隣接しており、雨でも濡れない

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