(株)長谷工コーポレーションは25日、積水化学工業(株)、(株)サンマックス(東京都港区、佐藤千恵美社長)、(株)メカ・エンジ(長野県茅野市、眞道洋一社長)の3社と共同で、国内初の超薄型・高遮音性能の「電気式床暖房システム」(商品名「暖cer」)を開発したことを発表した。
同商品は採用の第1号物件として、新築分譲マンション「(仮称)川口幸町マンション共同事業」(埼玉県川口市、総戸数48戸)に標準採用される。
同商品の主な特徴は、遮音床暖房フローリングで最も薄い16ミリメートルの実現で床段差への対応が容易になったこと、歩行時のフワフワ感がない程良い硬さを確保する高い圧縮性、床下への熱が逃げない高い断熱性の実現などがあげられる。また、少ない電気容量で素早い温度上昇で、均一な温度分布が可能となり、ヒーター面積は最大約14平方メートルまで電気容量をアップすることなく、20アンペア以内の単独回路で敷設することができるなど、新築オプションへの採用やリフォームにも容易に対応するとしている。