（株）ウエストホールディングスは15日、（株）フォーバルとの合弁を解消すると発表した。
同社グループとフォーバルグループは、環境問題、特に気候変動問題に対して、双方の取り組むべき事業であるとの認識が一致したことから、2009年6月11日に株主間協定書を締結。6月23日には共同出資により、太陽光発電・オール電化システムの販売およびメンテナンス展開を事業目的とした（株）フォーバルエコシステム（FES）を設立、事業開始の準備を進めてきた。
その後、大手家電量販店の本格的な取組みが相次ぐなど、B to C市場の急拡大が見込まれることから、この合弁体制では両社グループの得意とする各々の業務展開によるシナジー効果が生まれず、また、マーケットアプローチの考え方にも食い違いが生じ、合弁による戦略的意義が薄れたことから、解消を決議したもの。
同社グループが保有するFESの全株式をフォーバルに譲渡することにより、合弁を解消する。なお、合弁解消による業績への影響は極めて軽微としている。
