不動産ニュース / 開発・分譲

2015/1/23

都内6ヵ所で建売開始、戸建分譲事業拡大へ/住友不動産

「J・アーバン久我山ヒルトップ」外観
「J・アーバン久我山ヒルトップ」外観
マンションで採用している高級な住宅設備・仕様を標準装備
マンションで採用している高級な住宅設備・仕様を標準装備

 住友不動産(株)は22日、都市型分譲戸建住宅「J・URBAN(ジェイ・アーバン)久我山ヒルトップ」(東京都杉並区、全7棟)を、報道陣に公開した。

 同社は住宅関連事業の拡大を図るため、1月1日付で戸建事業所を、マンション中心の住宅分譲事業本部から分離独立させ、戸建分譲事業部として新たにスタートさせた。

 同社の注文住宅事業の主力商品であり、都市型住宅としてグッドデザイン賞も受賞した「J・URBAN」の名称を冠にして、都内6現場で分譲を開始している。同物件のほか、「J・URBAN国立ヒルトップ」(東京都国分寺市、全5棟)、「J・URBAN深大寺東町」(東京都調布市、全8棟)、「J・URBAN目黒平町」(東京都目黒区、全11棟)、「J・URBAN平井」(東京都江戸川区、全10棟)、「J・URBAN新宿西落合1期」(東京都新宿区、全12棟)の販売を行なっている。

 「J・URBAN久我山ヒルトップ」は、京王井の頭線「久我山」駅徒歩12~13分、「三鷹台」駅徒歩7~8分。見学した角敷地住戸は、敷地面積101.67平方メートル、延床面積99.29平方メートル。2階建て。
 建物外観は、ガラスマリオン、Fix小窓などを採用。独創的でモダンなフォルムにしている。植栽計画、外構などランドスケープを一体にし、統一感のあるまち並みに仕上げた。
 内装では、マンションで採用しているハイグレードな住宅設備・仕様を標準装備。全棟耐震等級3を取得し、長期優良住宅認定も受けている。また、自社施工のため、建物は最長20年アフター保証を付け、他社と差別化している。

 社宅の跡地を開発したもので、販売価格は7,000万~8,900万円。アプローチを広くとっている開放的な空間演出などが好評で、現在は3棟の売却が決まっている。近くに住む人や、地縁のあるファミリー層が購入したという。

 同社戸建分譲事業部部長の徳田 修氏は、見学会で「建売住宅の供給はここ数年50戸未満で推移していたが、今後は首都圏を中心に積極的に展開していく。都市部の分譲では、当社の強みである高級感のあるモダンなイメージを前面に押し出していく。注文住宅の主力商品であるJ・アーバンを分譲でも使っていき、ブランドの浸透と事業の拡大を目指していきたい」などと述べた。

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