大和リース(株)はこのほど、リチウムイオン蓄電池「パワーイレ」を全国の自治体や学校15ヵ所に49台寄贈した。
同蓄電システムは、世界で初めて国際的第三者試験・認証機関テュフ ラインランド ジャパンの安全基準認証「TUV-Sマーク」を取得したもので、検証実験によってその安全性が証明されている。
同システム1台を保有している場合、52インチ液晶テレビ1台、ノートパソコン1台、LED照明器具8台、携帯電話充電約20台を同時に約2時間使用することが可能。
同社は、PFI・PPP事業として、全国で庁舎や学校をはじめとする公共施設の整備を手掛けてきた他、国内外の災害時に応急仮設住宅の建設にも携わっている。
その経験から、仮設住宅に入居するまでの間、避難所に非常用電源としてリチウムイオン蓄電池を配備することで避難所が抱えるエネルギー問題の解決に寄与したい考え。