不動産ニュース / 不動産金融・証券化

2015/5/8

新生銀と提携。香港投資家に不動産ローン提供/東急リバブル・東急住宅リース

 東急リバブル(株)と東急住宅リース(株)は、(株)新生銀行子会社の新生プロパティファイナンス(株)とそれぞれ提携。5月から香港在住の個人投資家に対し、専用の不動産担保ローンの提供を開始した。

 海外から日本へのインバウンド仲介事業の拡大が目的。新生銀行サイドは、海外投資家向け不動産担保ローンの第一歩として位置付ける。香港の投資家が東急リバブルの仲介・販売する不動産について、新生プロパティファイナンスが物件の担保評価と審査を行ない、融資を実行する。

 一方、東急住宅リースは、同ローンを利用する投資家が賃貸用もしくは居住用に取得する物件の賃料収納業務や管理・修繕積立金の経費清算業務といった不動産管理サービスを提供する。

 新生プロパティファイナンスは、サービス実施に当たり英語対応の専門デスクを設置し、サポート体制を整えた。今後は香港だけでなく、他のアジア地域の投資家への融資対象拡大も検討している。

 なお、融資対象となる不動産は、東京23区に立地する新築・中古マンション。融資額は、1,000万~3億円。

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