不動産ニュース / IT・情報サービス

2015/6/10

IT重説等、WEBでの仲介サポートサービス開始/アットホーム

 不動産情報サービスのアットホーム(株)は、WEBでの接客・内覧、IT重説をトータルでサポートする「不動産IT支援サービス(仮称)」を開発。同社不動産情報ネットワークの加盟・利用不動産店を対象に、7月下旬よりサービス提供を開始する。

 国土交通省からの「ITを活用した重要事項説明に係る社会実験のためのガイドライン」の公表やそれに係る社会実験の開始決定を受け、今後、不動産取引に関わる業務のIT化が促進されていくことが予想されることから、賃貸・売買契約締結までの業務をITの活用で効率化するサービスを開発したもの。

 「接客」機能では、同社のBtoBサービス「不動産業務総合支援サイトATBB(アットビービー)」の物件検索画面などをリアルタイムに表示して物件を紹介。WEBを介してカウンター接客と同様のサービスを提供できる。また、複数人の同時接客も可能。「内覧」機能は、内覧の対象物件を、現地にいるスタッフが中継して紹介することができる。
 「IT重説」機能は、国土交通省のガイドライン要件を網羅。対面が必須だった重説を、TV会議システムを用いて実施できるほか、不動産会社と顧客だけでなく、不動産会社側のパソコン上のデータも明瞭な画像と音声でリアルタイムにつなぐ。「重説時刻お知らせメール」など、スムーズな取引をサポートする便利機能も数多く搭載した。

 サービス開始に先立ち加盟店向けセミナーを、東京(6月16日(火))、大阪(同月18日(木))、神奈川・名古屋・福岡(日程調整中)にて開催する。

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重説IT化

不動産取引における重要事項説明を、インターネット等を活用して対面以外の方法で行なうこと、またはその方法を導入すること。 重要事項説明は、宅地建物取引士が対面で行ない、書面を交付しなければならないとされていた(宅地建物取引業法)。

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