近鉄グループホールディングス(株)は9日、2016年3月期第3四半期決算を発表した。
当期(15年4月1日~12月31日)は、連結営業収益8,901億1,900万円(前年同期比2.0%減)、営業利益501億6,900万円(同18.9%増)、経常利益463億1,500万円(同18.2%増)、四半期純利益332億7,300万円(同32.5%増)。
不動産セグメントでは、不動産賃貸部門で持ち株会社制への移行に伴い、グループ内のホテル等の事業用資産を集約したため、新たに賃料収入を計上。しかし不動産販売部門でマンション分譲戸数の減少により、営業収益は1,010億4,800万円(同6.2%減)に落ち込んだ。営業利益については、前年同期並みの118億1,900万円を計上した。
通期は、営業収益1兆2,100億円、営業利益580億円、経常利益505億円、当期純利益240億円を見込んでいる。