不動産ニュース / 開発・分譲

2017/1/23

平均価格3億円。一番町の「ブランズ」旗艦マンションが竣工/東急不動産

「ブランズ ザ・ハウス一番町」外観
「ブランズ ザ・ハウス一番町」外観
ペントハウス住戸のモデルルーム。階高4
ペントハウス住戸のモデルルーム。階高4

 東急不動産(株)は23日、2015年2月より建設を進めてきた分譲マンション「ブランズ ザ・ハウス一番町」(東京都千代田区)の竣工に伴い、報道陣に公開した。

 同物件は、東京メトロ半蔵門線「半蔵門」駅徒歩3分に立地。約2,300平方メートルの建設地は、個人オーナー企業保有のビル跡地で、14年に等価交換方式で取得。建物は、地上12階地下1階建ての免震構造。エントランスホールは全面にマホガニーがあしらい、生け花、マントルピース、江戸切子のオブジェを設置。3つの庭園には、モミジやケヤキなど既存樹をシンボルツリーとして、既存の石を景石として残した。外壁も数種類の天然石を張り込んだ。

 住戸は、専有面積94~175平方メートル。階高は4,000mm、上層3階の天井高は3,100mm、その他も2,800mmを確保。室内は、フローリング、建具などに天然の銘木や天然石をふんだんに使用。エントランスからの4重ロックに加え、ハウスキーパーの利用を前提に、主寝室やウォークインクローゼットにカギも付けている。フロントコンシェルジュとは別に、警備員を兼ねたバトラーガードが3交代で勤務する。

 販売価格は1億3,000万円台~6億円弱と「ブランズ」としては過去最高値。坪単価は約780万円。平均販売価格は3億円。地権者住戸8戸を除いた販売住戸は、16年9月までに完売。このうち、登録抽選となった住戸はわずか5戸で、残りは同年7月のモデルルーム開設前に完売していた。企業経営者やライセンサーをメインに、購入者の9割が地元一番町を中心とした千代田区在住だった。

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