不動産ニュース / 開発・分譲

2017/2/1

中規模オフィス事業を新ブランドで展開/住友商事

「御成門PREX」外観
「御成門PREX」外観
「御成門PREX」に設置したモデルワークプレイス
「御成門PREX」に設置したモデルワークプレイス

 住友商事(株)は1日、中規模オフィスの開発売却事業を再開、「PREX(プレックス)」シリーズとして展開していくと発表した。

 同シリーズは、同社の保有型ビル賃貸ビル事業の補完を目的に、用地取得から設計、建設、テナント誘致、売却を行なうビジネスモデル。東京都心3区(千代田区、中央区、港区)を中心に年間4棟程度の開発を目指す。

 日建設計コンストラクション・マネジメント(株)を基本計画・マネジメント業務に、(株)日建スペースデザインをデザイン監修に起用。社員が「行きたい」と思えるワークプレイスとしてつくり上げる。

 ターゲットテナントは、IT・アプリ系、法律・会計・コンサルティング系など優秀な人材確保を狙う、収益力・成長力の高い企業。それらターゲット企業にアピールするため、1月31日竣工した初弾物件「御成門PREX」に“成長過程にあるアプリ開発会社”を想定したモデルワークプレイスを設置した。

 「御成門PREX」は都営三田線「御成門」駅より徒歩3分。敷地面積は522.90平方メートルで、建物は鉄骨造地上8階建て。延床面積は3,500.33平方メートル。「御成門PREX」は、月桂冠(株)への売却を予定。

 このほか、すでに「麹町」「神田司町」でそれぞれ着工しており、2018年4月に竣工予定。また、17年7月には「紀尾井町」「半蔵門」を着工、19年1~2月に竣工する計画。

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