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日本E.R.I.、民間初の建築基準法に基づく「指定性能評価機関」に

日本E.R.I.(株)は7月31日、民間会社で初の「建築基準法に基づく指定性能評価機関(高さ60メートルを超える超高層建築物等の構造安全性に関する評価)」の指定を受け、8月1日より業務を開始したと発表した。

 これまでは高さ60メートを超える建築物については公益法人のみが指定を受け、同業務を行なっていた。しかしながら今般、純粋な民間会社にも門戸を広げられたことにより、同社では各専門分野の学識経験者および技術顧問・評価員をスタッフに迎え入れるなどして民間会社としての特徴を生かし、初年度に15件の評価および売上高2,300万円を見込む。
 なお、同社はこれまでに建築基準法および品確法に基づく「指定確認検査機関」「指定住宅性能評価機関」「指定試験機関」の指定を受け業務を行なっているが、今回の指定取得により例外的なものや行政許可を必要とする場合を除く大部分の事業者は、同社に申請することで必要な業務を完結させることが可能となる。

 また、同社は「指定確認検査機関」として業務区域の拡大申請を行なっていたが1日に認可され、大阪・京都・兵庫・奈良・和歌山・滋賀の2府4県全域において同日より業務を開始したと併せて発表した。


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