国土交通省は、7日～9日の3日間、山口県の「小野田サンパーク」（小野田市）および「宇部市渡辺翁記念会館」（宇部市）で「地籍フェア 2001 in やまぐち」を開催する。
地籍調査は、土地の所有者、地目、地番、面積、境界を明らかにするため、国土調査法に基づいて地方公共団体により実施されるもので、結果が登記所に送付された後、土地登記簿の修正がなされ、地籍図の写しが不動産登記法17条に定める地図として登記所に備え付けられることになる、国民生活に必要不可欠な調査。しかしながら、これに対する国民の理解は十分とはいえず、進捗も遅れているのが現状だ。
今回のフェアは、国民の地籍調査の意義への理解を深め、広く広報・普及することを目的として開催されるもの。記念講演、パネルディスカッション、事例報告などで構成されたセミナーに加え、トークショー、ライブなどのイベントも行なわれる予定。