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住宅金融公庫、「平成13年6月 全国住宅市場調査結果」発表

 住宅金融公庫は9日、「平成13年6月 全国住宅市場調査結果」を発表した。

 同調査は全国の住宅建築請負企業および不動産企業・仲介企業4,779社を対象に、注文住宅、賃貸住宅、分譲住宅、中古住宅、リフォームの各市場動向についてアンケート調査を実施したもので、調査期間は平成13年6月22日~7月3日、回収件数は2,686件(回答率56.1%)。

 それによると、注文住宅の受注状況判断D.I.は前回調査(平成13年3月~6月実績)▲42.1%ポイントに対し今回調査(4~7月実績)では▲48.4%ポイントとなり、マイナス幅が拡大している。また、今後の見通しについては7~9月▲30.0%ポイント、10~12月▲24.9%ポイントとそれぞれマイナス幅は縮小するものの、「減少」を予想する企業が多くみられた。
 また、新築マンションの成約状況判断D.I.の今回調査は▲25.6%ポイントで、前回調査▲21.4%ポイントに対しマイナス幅は拡大している。
 一方、建売住宅の成約状況判断D.I.の今回調査は▲30.0%ポイントで、前回調査▲31.0%ポイントに比べマイナス幅が縮小しているものの、今後の見通しについては新築マンション・建売住宅いずれもマイナス基調が続くものと予想される。

 なお、住宅金融公庫ではホームページ(http://www.jyukou.go.jp/)上で同調査結果を公表している。
 他項目の調査結果および詳細については、上記ホームページを参照のこと。


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