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大成建設、13年9月期および14年3月期の業績予想を修正

 大成建設(株)は12日、平成13年9月中間期(平成13年4月1日~平成13年9月30日)および平成14年3月期(平成13年4月1日~平成14年3月31日)の業績予想を修正し、発表した。

 今回の修正は、同社の平成13年度~15年度の「新経営計画」に基づき、グループの財務体質並びに収益体質を強化するため「重複する事業の再編」「非効率な資産の整理」「低収益事業の再構築」を目的として行われる各施策の実行に伴うもの。
 平成13年9月中間期単体の業績予想は、売上高5,260億円(従来予想5,200億円)、経常利益95億円(従来予想40億万円)、中間純利益▲509億円(従来予想10億円)に修正。なお、中間純利益の下方修正は、販売用不動産の売却損(約490億円)と賃貸用・事業用不動産の売却損(約490億円)を計上したことなどによるもの。
 平成14年3月期単体の業績予想は、売上高1兆2,300億円(従来予想1兆2,000億円)、経常利益400億円(従来予想350億円)、当期純利益▲430億円(従来予想100億円)へと修正された。

 平成13年9月中間期連結の業績予想は、売上高7,140億円(従来予想7,100億円)、経常利益84億円(従来予想50億円)、中間純利益▲485億円(従来予想20億円)へと修正された。
 平成14年3月期連結予想は、売上高1兆6,600億円(従来予想1兆6,600億円)、経常利益470億円(従来予想460億円)、当期純利益▲310億円(従来予想190億万円)へと修正された。なお、中間純利益および当期純利益の下方修正については、グループ体質強化のための施策実行による損失計上のためとしている。


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