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木住協、品確法による「3階建て型式」認定取得

 (社)日本木造住宅産業協会は7日、品確法に基づく「住宅型式性能認定木住協モデル」において、「3階建て型式」の認定を取得したと発表。

 同協会では、すでに同モデルにおける「2階建て型式」の認定取得済みで、いずれも木住協モデル「構造の安定」型式をベースとしたもの。
 「3階建て型式」は、木造軸組工法住宅の3階建てと小屋裏3階建てにおいて、住宅性能表示制度の耐震等級で3等級、耐風等級で2等級を取得した。なお2項目を各等級ごとに組み合わせることで12パターンの組み合せが可能となり、今回の認定も12型式について取得している。
 同型式の主な特徴は、軸組工法による住宅建築を行なう際に基準となる『木造軸組工法建築物の許容応力度設計指針』((財)日本住宅・木造技術センター出版)に準拠し、構造検討の結果を設計基準およびスパン表等の構造ルールにとりまとめた点にある。これにより「2階建て型式」と同様の運用が可能で、製材・集製材、金物、面材等の樹種・寸法・規格を任意に選択し、使用することが可能となる。


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