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【編集部取材】第33回「高齢者の豊かな生活空間開発に向けて」研究会、開催

予定人数をはるかに超える参加者のため、急きょ会場が変更となった

 ゼネコン・設計事務所・ケアワーカーらにより構成されている高齢者の豊かな生活空間開発に向けて研究会(代表幹事:(株)タムラプランニングアンドオペレーティング・田村明孝社長)は27日、東京・千代田区の東京YMCホテルにおいて、第33回「高齢者の豊かな生活空間開発に向けて」研究会を開催した。

 同研究会は、1991年1月に第1回研究会を行なって以降、有料老人ホームや介護保険制度、海外の高齢者福祉状況についてなど、関心の高いさまざまなテーマについて理解を深めるため、定期的に開催している。
 33回目となる今回のテーマは「高齢者住宅開発における最新事例研究」。グループリビング「COCO湘南台」を運営するNPO法人・COCO湘南の西条節子理事長、サービスハウス「ポポロ」を運営するNPO法人・MOMOの又木京子理事長、(株)ベネッセコーポレーションシニアカンパニー本部不動産開発マネージャーの後藤守氏を講師に迎え、開設や運営手法、事業収支についての語っていただいた。
 会場には、研究会のメンバーであるゼネコン社員・設計士・ケアワーカーなど60名が集まり、講演中に熱心にメモを取るだけでなく、事業成功の秘訣をさぐるため、講演後も講師に熱心に質問をする参加者の姿も見られた。
 研究会代表幹事の田村氏は、最後の挨拶で「高齢者住宅業界は、どんどんサービスが進化、充実してきている。この研究会を通して少しでも事業に役立てて欲しい」と語った。


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