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三菱地所、丸ビル店舗の生ゴミをリサイクル

 三菱地所(株)は14日、株式会社市川環境エンジニアリング(本社:千葉県市川市、社長:石井邦夫氏)を通じて、今年9月6日にオープンの丸ビルの店舗等から排出される生ゴミを、豚の飼料としてリサイクルすることを発表した。

 今回の取り組みは、丸ビルの飲食店舗(約40店)やオフィスから排出される生ゴミ(推計1日あたり1.3トン)を、テナントと協力して紙ゴミ等と分別した後、微生物の発酵処理技術により、液体状の豚飼料(推定一日当たり200頭分)に加工するというもの。2001年5月より食品循環資源の再生利用促進法が施行され、年間100トン以上の食品廃棄物を排出する事業者は2006年度までに20%減量化・リサイクルが義務づけられている。同社は同法の対象事業者ではないが、今後もビルの運営を担う立場として、このような社会的な流れを先取りし、対応していく方針としている。


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