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リクルートコスモス、トヨタSW工法採用の分譲戸建てが即完

 (株)リクルートコスモスは15日、トヨタ自動車(株)との共同開発中の戸建て住宅「グランフォーラム松原」(東京都世田谷区、全5棟)を2月22日より分譲開始したところ、全棟即日完売したと発表。

 両社では、それぞれの分譲実績および開発ノウハウを融合させ、日影や斜線など都市部特有の建築規制に適合した戸建て住宅を共同開発した。同物件は、トヨタのSW(スチールフレーム&ウッドパネル)工法による外断熱住宅で、内装はリ社の標準仕様を採用している。
 なお、今回分譲した一般分譲住戸4棟について2月9日にモデルハウスをオープンしたところ、総来訪数が70件で、世田谷・杉並区在住者の割合が全体の45%を占めた。また、登録受付を行なったところ、抽選最高倍率3倍・平均倍率1.75倍で即日完売した。
 即完した主な要因としては、(1)京王線・京王井の頭線「明大前」駅徒歩4分と利便性に優れているとともに、一体開発の戸建て用地としての希少性が高い立地である、(2)周辺地域の建売は小規模宅地(60~80平方メートル)が多い中、同プロジェクトは全棟100平方メートル超を実現、(3)首都圏戸建て事業でのトヨタとの取り組みは業界初であり、また、トヨタのSW工法の話題性が高かった、などを挙げている。


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