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エヌ・ティ・ティ都市開発、分譲マンション事業に本格参入

「グランウェリウス哲学堂公園」完成予定図

 エヌ・ティ・ティ都市開発(株)(東京都新宿区、三田清代表取締役社長)は1日、分譲マンション事業に本格参入すると発表した。

 同社では、これまで主にオフィスビル開発および賃貸事業等を行なってきたが、これらのノウハウを活かして新たな事業領域を拡大することを目的とし、第一号物件として「グランウェリウス哲学堂公園」(東京都中野区、総戸数79戸、2003年2月竣工予定)を5月下旬より販売開始する。
 また、同社では高品質住宅を供給するため、商品企画の基本水準「WELLITH(ウェリス)」を策定した。基準内容は、(1)100年コンクリートを採用したSI住宅、(2)各住戸の平均専有面積80平方メートル以上、バルコニー奥行き2メートル以上、(3)自主基準の「建物グリーン設計ガイドライン」の遵守とセキュリティシステムの導入、(4)最先端のブロードバンド環境の実現、の4項目で、「グランウェリウス哲学堂公園」にも採用されている。
 なお、管理業務は2000年6月に設立した同社グループ会社のNTT都市開発ビルサービス(株)が行ない、アフターサービスを踏まえた総合的なサービス提供をするとし、5年後に売上高200億円をめざす。


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